Monthly Archives: July 2018

安居に入る

旧暦8月の十五夜に、ラオスは「雨安居」という期間に入ります。(タイは十六夜。なんで1日違うんだろう?)

カオ=入る、パンサー=雨安居で、この日をカオパンサーとラオスやタイでは呼んでいます。今年のカオパンサーは7月27日でした。

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祈り(アッタプー県ダム決壊について)

南東部のアッタプー県にてダム決壊による洪水で多くの人が自分たちの街を根こそぎ奪われました。

まだ情報が錯綜しており、被害状況も明確な情報がわかりません。

 

こんな時協力隊は無力です。

その国にいて、その国の役に立ちたくて来ているはずなに、安全面の措置から被災している場所に行けない。

もし行けたとしても、自分に何ができるだろうか。

そう考えると本当に無力だなと感じる。

 

唯一できること、と思いFacebookで募金の呼びかけをした。自分も少しだけどした。

日本の人から見たら、「ラオス」と聞いても親近感が湧かない人の方が多いだろう。

でも今自分がいるところ、ちょっとでも伝わったらと思った。

そうしたら何人かの人が協力してくれたとの連絡をくれた。その一人一人の気持ちが、少しでも、一人でも多くの人たちが今を少しでも安心して過ごすことにつながればいいなと思う。

 

今回のダム決壊の原因はいろいろ言われているけど、そもそも現地の人たちはダム建設に反対していたという。でも政府が計画する開発のために、どんどん水力発電所を作っている。

そこに住む人々を犠牲にしてまで行う開発に、なんの意味があるのだろうか。人々が豊かになるための開発じゃないのか。

任地ボリカムサイ県にも、日本の企業が協力しているダムを建設しているけど、それも建設の際水没する村の人たちには移転してもらっている。

私も発電所の仕事をしていた。正直そこに住む人たちのことって、最初は見えなかった。その国が豊かになると、そう信じてた。発電所のプロジェクトは1つ遂行できると、とても大きな成果として掲げられる。その国にとっても、援助・協力する国にとっても派手な成果になる。そこにはすごい金額のお金が投入される。

ラオスの場合多くは輸出電力として使われる。ラオスの人の役に立つのは一部だ。

それで国として外貨が多く入っても、本当の意味で豊かになれるのだろうか。

いろんな立場で考えてみるけど、なかなか答えが出せないでいる。

 

まだ見つかっていない人がたくさんいる。家族の元へ、早く帰れますように。

 

そしてこれから被害に遭った方たちが安心して暮らせるようになるには、まだ時間がたくさんかかる。その段階の方がもしかしたら何か役に立てることがあるかもしれない。

何か自分にできることを見つけて。

家族や友人との時間を、何よりも大切にしているラオスの人たちの暮らしが、戻りますように。少しでも多くの人の心が早く癒えますように。

祈ることは何にもならないかもしれないけど、でもその祈りが、思いになり、行動につながる。

だから祈り続ける。

 

ラオスへの支援はこちらからすることができます。

ラオスで一番大きな銀行(BCEL)のOne heartというプロジェクトで、クレジットカードの引き落としで寄付ができます。

10,000kipなら130円程度です。どうか少しでも、少額でも苦しんでいる人の力になっていただけたらと思います。

 

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ラオスの色

ラオスは台風が来ていて、全国的にひどい雨が降り続けてる。

雨季の一般的な雨は、1日の間に長くても数時間ちょっと強めの雨が降る感じだけど、ここ数日は一日中降り続いている。地域によっては浸水してしまっているところもあるみたいで、心配です。

 

私の任期も、6ヶ月が過ぎた。4分の1。

何かできたというと、まだ何もできてない。むしろ、日々ラオスの人への恩が増えていってる。

この数ヶ月は、もはや自分にとって空白の時間だった。何をするにも身体が重くて、やる気が起こらなくて、単純に帰りたいというわけでもなくて、なんだかよくわからなかった。文章を書く気にも、写真を撮る気にもならなかった。とりあえず毎日を淡々と過ごした。

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